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ちょうど1年前に、書いたこと。

ご無沙汰しております。佐々木です。

17日から岩手に入り、21日、22日、24日の3日間SAVE IWATEのボランティアを行っていました。
今日が最終日。季節外れの雪が降っていました。

さて、今日はちょうど1年前に書いた文章について書きます。
ちょうど1年前、地元紙・岩手日報の投書欄に、被災地への応援メッセージを書きました。

東日本大震災の発生時、私は東京にいました。
「岩手に帰りたい」と願いつつも、交通手段がありません。東京で出来ることは限られていました。

「何かやりたい」という思いで始めたのが、Twitter上での情報発信でした。3日間で300人以上の方にフォローされました。震災発生時、とにかく「情報」がなかった。テレビやラジオ、ツイッタ―やインターネットで情報をかき集め、夜を徹してツイッタ―に書きこみました。

震災の翌日、3月12日に流した情報の一部を下に載せます。宮古は父の実家があるので、ここだったら土地勘もあります。なので、宮古に絞り情報を発信していました。


【まとめ①】
宮古の情報をまとめました。浸水は市役所を超え、宮古駅、宮古小学校、魚菜市場付近まで。宮古駅~魚菜市場のラインが浸水ラインか。

【まとめ②】
西町、崎山、田鎖、花輪、蟇目、西が丘は大丈夫。鍬ヶ崎は家屋が水没、熊野神社に避難した方は無事。鍬ヶ崎⇒佐原に避難している方も。赤崎、堤防を越えて波が押し寄せる。10集落以上が壊滅的被害。重茂、音部、鍬ヶ崎被害大きい。磯鶏はそれほどでもない。赤前、38人行方不明情報とのテロップあり。

【まとめ③】
つづきです。宮古市マースの2階と3階に15人取り残されているとの情報。自衛隊、救助に向かっているとの情報。築地、家の2階付近まで水がくる。愛宕の下のあたりまでガレキ。

【まとめ④】
11日23:30ごろ、フジ系列のスーパーニュースで愛宕小学校からリポートあり。 愛宕小学校には300人ほどが避難し、自家発電の1つの電燈が着くのみ。道路を通行止めにし、緊急車両しか入れない。津波は3mの堤防を越えて市街地に浸入。山田線の鉄橋、半分ほどが流される。

【まとめ⑤】
【避難先情報】鍬小、二中、山口小学校、高浜小学校、宮古小学校、宮古高校、中央公民館、藤原小学校、愛宕小学校、磯鶏小学校、河南中学、西中、一中、千徳小学校、消防本部に避難しているそうです。

震災から時間が経つにつれて、様々な情報が入るようになり、Twitterでの情報発信の必要性がなくなってきました。次に自分にできることは何だろうか。そこで考えたのが、この岩手日報への投書でした。宮古(みやこ)にかけて385文字で書いた文章。この文章は3月25日の岩手日報朝刊に掲載されました。

~~~
 私は都内の大学に通う大学生です。被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。私は盛岡市出身ですが、両親の実家は宮古市。幼い時から親しんだ街が、大変な被害を受けました。
 二十歳でこの災害に直面した意味を、ずっと考えています。私たち若い世代は、これからの岩手を背負っていく者として、大きな使命を与えられていると思います。先輩方の思いを受け継ぎ、復興へ向け行動していくのは、私たちです。そして、命の大切さ、感謝の心、支え合うことの素晴らしさを、自分たちの子どもたちへ、さらには孫たちへと伝えていくのも、私たちです。
 私はこの災害から様々な事を考え、大学卒業後に岩手に戻ると決心しました。大学で学びを深め、岩手に貢献できる人材となって、生涯を復興のために捧げると決意しています。遠く離れていても復興を願う思いは一緒です。被災地の皆様が一日も早く元の生活に戻れることを祈っております。
~~~

 この文章に書かれている思いを原動力にこの1年間考え、行動してきました。今振り返ると、「20歳でこの災害に直面した意味」それを考え続けた1年間だったなあと思います。

 若い我々は、岩手の復興を担う「復興者」です。そして、次の世代に災害の記憶を伝える「伝承者」でもあります。この思いは、1年前から変わりません。私は、若い世代が、復興の過程に具体的に関わっていくことが大切だと考えました。復興に関わる「場」として立ちあげたのが「SAVE IWATE東京支部」でした。

 東京支部の代表として、わずかながらも復興の過程に関わることができました。現地にも何度も足を運ぶことが出来ました。現地の方々の声を聞き、復興について考えることも何度もありました。

 しかし、それでも、自分の中で答えは出ていません。何をもって「復興」と言えるのかが、いまだによくわからないからです。

 もっともっと考えなければならないし、もっともっと行動を起こさなければならない。1年前に書いた文章を読んで、そういう思いが湧いてきました。

明日は、宮古に行ってきます。
















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一般社団法人SAVE IWATE東京支部

Author:一般社団法人SAVE IWATE東京支部
2011年10月に設立。復興応援グッズの販売会を中心に、東京から復興支援活動を行っている。

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