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アニキーッ収録②

昨日はあまりに長くなってしまったので、追加で書きます。

アニキーッの収録で1つお話ししたエピソードを書きます。
それは、「みちのくPhoto Caravan」という学生主体の写真展でのことでした。
「みちのくPhoto Caravan」は、昨年の十月から首都圏・関西・九州の各大学を会場に開催されている写真展です。写真が様々な場所を巡り巡る様子はまさに「キャラバン」。私も東大で開催された写真展に運営として関わりました♪

みちのく Photo Caravan ホームページ

青山のギャラリーで3月8日~13日の日程で行われた写真展には、私も1枚写真を出品しました。
それが、山田町で1月9日に撮ったこの1枚でした。
115.jpg

この写真は、手前の焼け焦げた2本の木と、青空のコントラストを意識して撮影しました。山田町、大槌町、宮城県の気仙沼では津波の後大規模な火災がありました。震災後、山田町に入った父は、黒こげた町の風景が印象的だったそうです。でも瓦礫が片づいてしまうと、火災があったことも分からなくなってしまう。かろうじて火災があったことを伝える2本の木を、写真におさめたいと思いました。

この写真が写真展で展示されたのですが、運営に携わる友人が、次のようなメールを私に送ってくれました。

~~~
写真提供していただいて、ありがとうございます。
青山のギャラリーにて、山田町の一枚だけですが「今の被災地」として展示させていただいてます。
そこでのエピソードを一つ。

昨日(3月11日)の14:30頃、青山のギャラリーに幼稚園~小学校低学年くらいの子供が何人かきました。

話聞いてみると、その子たちは岩手の山田町出身のようでした。

その子は14:46に山田町の写真の前で手を合わせ、お祈りをしていました。



さらに、メッセージボード用のポストイットを見て「お手紙を書きたい!」と言い出し、

まだ平仮名も書けなかったりするのに一生懸命書いてくれました。

そしてどうしても山田町の写真にそのポストイットを貼りたいと言うので写真の下にポストイットを貼りました。

その子は帰るときに「山田町にお祈りできて、お手紙書けてよかった」とすごく満足げ(この表現が正しいかは疑問)に帰っていきました。

その子のお父さんも「学生ががんばってくれてるのはうれしいから、今後もがんばってね」と言ってくれました。
~~~

その時、私の写真に貼ってくれたポストイットがこちら。
DSC_0033.jpg

この写真を見て、胸が熱くなりました。
字をかけるか、書けないかという子どもたちが、一生懸命メッセージを書いている。
「いなかはなあんにもない」という言葉も、胸に突き刺さります。

こんなに小さい子供たちが、自分の故郷・山田に対して強い愛着を感じている。
それは、3月11日の震災発生時刻に、山田町の写真に向かってお祈りをした行動にあらわれています。

子どもたちは東京に避難してきているのでしょうか。周りに友達は居るのでしょうか。山田町を離れて、さびしい思いをしていないでしょうか。まちの復興には、まだまだ長い時間がかかります。彼らはいつ、山田町に戻ることが出来るのでしょうか。

子どもたちも不安や寂しさを感じているでしょう。
それでも、私が撮った写真が、彼らの心に数分間でも安らぎを与えていたのなら、それを素直に嬉しく思います。

ちょっとしたことなのかもしれませんが、これこそが、「東京だからこそ、できること」なのだと思います。
そして、東京にいる岩手出身の皆さんに、希望を与えることが、私の「役割」でもあります。

1月9日の山田の空は、抜けるような青空でした。最後はその時に撮った写真を何枚か載せます。

105.jpg

106.jpg

116.jpg














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一般社団法人SAVE IWATE東京支部

Author:一般社団法人SAVE IWATE東京支部
2011年10月に設立。復興応援グッズの販売会を中心に、東京から復興支援活動を行っている。

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