スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

9月15日 石巻日帰り防災研修

久しぶりの更新となりました。佐々木です。
本日は、SAVE IWATEの活動から少し離れて、9月15日に私が参加した「石巻日帰り防災研修」について書きたいと思います。

「石巻日帰り防災研修」は、山形大学・東北芸術工科大学・青山学院大学の学生有志による復興支援チーム「START」と石巻専修大学の共催で行われました。当日のスケジュールはこんな感じです↓

石巻日帰り防災研修 スケジュール

私はこれまで宮古市田老~気仙沼市を一通り巡りましたが、石巻市や女川町を訪れるのは初めてでした。
また、この防災研修の見学先には、大川小学校や門脇小学校も入っています。大学で教育を学ぶ私としても、興味深い研修になりました。

この研修への参加者は計20名ほど。学生や教員、校長先生等、防災や教育に関心を持つ人たちが集まりました。

朝9時にバスで仙台駅を出発し、まずはじめに訪れたのが、大川小学校です。大川小学校では、全校生徒の7割が死亡または行方不明になりました。
大川小学校に関する詳細は以下のリンク先をご参照ください。
大川小学校について

津波は、2階建ての校舎を全て飲みこみました。
006_20120921145709.jpg

008_20120921145708.jpg

010_20120921145707.jpg

校庭には、私の母校の先輩、宮澤賢治をモチーフにした卒業記念制作がありました。
「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」という賢治の言葉もしっかりと刻まれていました。
013_20120921145707.jpg

印象に残ったのは、校舎のすぐ近くにある堤防です。高さは4~5メートル。私はこの堤防を前にして、「堤防が目隠しになり、川を津波が遡上する様子が見えなかったのではないか?」と思いました。色々な報道で大川小学校のことを知っていたつもりでしたが、現場に行って初めて気づいたことでした。

017_20120921145706.jpg

その後は雄勝地区で、現地の方から被災直後のお話しを伺いました。
「とにかく情報がなくて大変だった。他の避難所の情報も分からない。住民自らが情報を取りに行かなければならなかった。」ということを繰り返し強調されていました。
020_20120921145705.jpg

次は、女川町へ。中心部は更地になっていました。
028_20120921145811.jpg

025_20120921145812.jpg

実は、私がこの写真を撮影した地点も津波に襲われています。この高台には町立病院があるのですが、津波は町立病院の1階天井まで押し寄せました。
021_20120921145813.jpg

下から見れば、その高さは歴然。病院は海抜16メートルの高台に立っているはずなのですが・・・。
津波の威力に、無力感を感じるしかありませんでした。
029_20120921145810.jpg

お昼は女川町で天丼を食べ、笹かまぼこの工場を見学して、石巻へ。
030_20120921145904.jpg

再び石巻市に入り、津波と火災に襲われた門脇小学校に向かいました。ここで地元の方からお話を伺います。この地区は、震災前のハザードマップで50cmの浸水が想定されていたそうです。想定の高さが高くなかったこともあり、津波がここまで来るとは誰も思っていなかった、と地元の方はおっしゃっていました。津波に関する防災訓練も行っていなかったそうです。

門脇小学校は周囲より数メートル高台にあるため、たくさんの住民の方々が避難してきました。校庭にあった100台以上の車は津波に飲まれ、その後炎上。それでも、門脇小学校の児童は裏山に逃げ、無事だったそうです。

035_20120921145903.jpg

高台の日和山から見る石巻市街。更地が広がります。
039_20120921145902.jpg

040_20120921145901.jpg

帰りのバスの中では、参加者の1人1人が1日を振り返り、感想を述べました。

「現場を見ることの大切さを感じた。」
「自分が見たことを持ち帰り、周りの人たちに伝えていきたいと思う。」
「北海道から参加したが、北海道に帰って自分が学んだことを伝える必要があると思う。」

参加者の皆さんは、真剣な表情で、感想を口にしていました。
仙台駅に到着したのは18時30分過ぎ。充実した1日が終わりました。

私はこのツアーに参加して、「適切な避難行動を取る難しさ」を実感しました。

約20メートルの高台にも、津波は押し寄せる。では、どこまで逃げれば安全なのか?
ハザードマップで被害が想定されていない場所にも、津波はやってくる。では、何を信じたらいいのだろうか?
被災した現場を歩きながら、大きな問いを突き付けられたような気がしました。

10月以降は、卒業論文の執筆のため、岩手と東京を往復する日々になりそうです。また色々と現場を回りながら、「防災」を考えていきたいと思います。



スポンサーサイト

9月8日 復興支援コンサート

久々の更新となりました。佐々木です。
8月は学生が夏休みだったもので、販売会を一端お休みにしておりました。9月10月はまた週末に販売会を予定していますので、ちょくちょく更新していく予定です。

9月8日(土)、本日は要町にて行われた「復興支援コンサート」を行いました。
豊島区には、東北から約200人の方が避難されています。このコンサートは、東北から豊島区に避難されている方々に楽しいひとときを過ごしていただこうと企画したものです。豊島区地域区民ひろば課 要町地区分室との共催ということで、区のバックアップを受けながら、準備を進めてきました。

012_20120909181601.jpg

本日は、3つの団体さんに出演していただきました。

029_20120909181600.jpg

1つ目は「民謡キャラバン」さん。
民謡キャラバン ホームページ

「ソーラン節」「外山節」「会津磐梯山」など、北海道・東北の民謡のメドレーを披露していただきました。

033_20120909181559.jpg

名曲・「津軽じょんから節」の演奏!本格的な演奏をありがとうございました!

039_20120909181558.jpg

2つ目の団体さんが「ダンスキッズ」のみなさん。
子どもたちによるかわいいダンスが披露されました。この日は登校日だったそうで、学校が終わってからすぐ駆けつけてくれたそうです!感謝です!

051.jpg

最後は、劇団ムジカフォンテのみなさん。
豊島区のマスコットキャラクター「えんちゃん」も登場しました。
劇団ムジカフォンテ ホームページ

064_20120909181556.jpg

会場のみなさんと「えんちゃん体操」で盛り上がります。

066.jpg

3つの団体さんの発表が終わると、出演者の方、参加者の方が一緒になった「お茶っ子交流会」!東北のお菓子を食べながら、親睦を深めます。
072_20120909181651.jpg

交流の際には、出演者の皆様から、復興支援活動について発表していただきました。
080.jpg

その傍らで、東京支部も販売会。クルミや山田の醤油を売ることができました!ありがとうございました。

070.jpg

という感じで、コンサートと交流会があっという間に終了しました。
東北から避難された方、地域のみなさま合わせて140人の来場がありました。ありがとうございました。

また、今回は豊島区区民ひろば課 要町地区分室の皆様に準備の段階から、沢山のお力添えを頂きました。本当に感謝です。

岩手から避難されたおばあちゃんに、今日の感想を伺うと、「楽しかった」と答えてくださいました。本当に嬉しい一言でした。東京に避難した方々のつながり作りに、今後も取り組んでいけたらと思います。

プロフィール

一般社団法人SAVE IWATE東京支部

Author:一般社団法人SAVE IWATE東京支部
2011年10月に設立。復興応援グッズの販売会を中心に、東京から復興支援活動を行っている。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。